月と太陽と星と水瓶と

飛鳥井誠一のお仕事や近況です。略歴はこちら> http://profile.hatena.ne.jp/A-sky/

近況Blog

久々の更新になります。

今回はこのご時世で自転車の代わりにここ1年頑張ってやっている「釣り」について始めた経緯の振り返りと多分私の駄文で後に続く人がいるとは思えないのですが躓いてしまった人の為のアドバイスを残したいと思います。

 

結論としては

・どうせ釣りやってみるなら釣り具屋さん行って色々調べた方が幸せになれます。

100円ショップは他のものもそうですが100円で触れますが結局専門店の方が安くいいモノが買えますし、使い方も行く場所も分かります。100円ショップは既にやっている人にとってメリットが大きい品ぞろえです。

特に今からならコロナ禍でのアウトドアバブルが弾けて特にチェーン系のお店は暇しているので初心者に喜んで教えてくれます(行きつけのお店のおっちゃん談)。

 

・お金はやっぱりある程度かかります。

・料理覚えましょう

YouTubeやネットの入門はあまり参考にならない(動画はネタをネタとして視るのを推奨)

 

とある釣り座学の為のYouTubeチャンネルのテロップにこういうのがあります。

「人生を永遠に豊かにしたかったら釣りを覚えなさい(中国の古い諺)」

(因みに本当はイタリアの諺で釣りではなく牧師に成れだそうです)

 

 

始め~今に至る経緯

新型コロナ流行でいくつかの業界が特需に沸きましたが「釣り」もその一つで「キャンプ」と共に人気になりキャンプ場が初心者で溢れかえったように手軽な堤防釣りをする初心者であちこちの漁港の堤防は人の波が押し寄せました。

 

で、私もそのクチかというと正確には違います。時期的には被るのですが切っ掛けが異なり、確か2020年、偶々既に釣りをしていた知り合いから誘われて真夏の外房の漁港に行ったのが初めての釣りです。知人共々さっぱり釣れず隣の砂浜に移動してシロギス狙いの釣りもやったもののダメで0匹、真夏の暑さと不慣れな房総の道にヒイヒイ言いながら帰った事を覚えています。で、その際、道具(釣り竿とリール)は貰ったのですが、その後は1年位放置で車のトランクの片隅に寝かせていました。

 

状況が変わったのは2021年、竿をくれた知人と秋口位に会話して今度は船釣りに行こうという話になりました。初めて乗った船は浦安の有名な船宿吉野屋(牛丼屋ではないアレは吉野家)のカワハギ釣りの船で知人の用意してくれた竿で数匹カワハギとゲストでキュウセンベラが釣れて持ち帰って食べました。次に1か月半くらい空いて市川市にある江戸川放水路で手漕ぎボートに乗ってのハゼ釣りで長閑な趣を楽しみました。それくらいから、折角もらった道具もあるのでコロナ禍でのアウトドアブームを狙ったかのようにキャンプ用品や釣り用品を置き始めた100円ショップやワークマンを活用しつつ釣りができる海浜公園に通ったり車でチェーン系の釣具店行きました。行ってみて気付いたのは100円ショップと専門店の違いは生き餌を含む餌を釣りたいものに合わせ買える事と釣り場や最近釣れたものをお店の人の実体験から知ることが出来る点です。まあ、釣りにも色々あるので全てというのは無理がありますが家電買う時に電器店で自分で使った事も無い派遣が適当な話術で押し売ってくるのとは違います。あとワークマンのアウトドアグッズやアパレルはガテン系御用達のお店に並んでいるだけあって値段の割にモノが良いです。

さて、始めたとはいえ簡単にかっこよくルアーを投げたりできるわけでもなくとりあえず他人の迷惑にならないように経験値増やそうと東京湾内のよく名前が挙がって行きやすい所に毎週のように行きました。単純に海を眺めたり若洲海浜公園のような夜も景色が楽しめる場所に行くのが楽しかったのがあります。真冬で日が暮れると手がかじかむのが当たり前なのによく行ったもんだと我ながら思いますがそういう時間帯は人が少ないのでド下手なボッチには気兼ねなくできてよかったです。それから徐々に自分で船用の竿買ったり、ブーツやベスト買って磯やサーフに挑戦したりして今はサーフジギング(砂浜など海岸のルアー釣り)か船の小物(先述のカワハギの他、カサゴやアジ、シロギスなど)を楽しんでいます。堤防釣りは人が多かったりちょっとアレな家族連れによく遭遇して疲れるしそもそも港湾施設への立ち入りは釣りマナー以外に年々厳しくなっているのと淡水の湖でのブラックバスは昔から環境問題的に嫌悪感が拭えないのでしません。

最近は特にカワハギとシロギスにフォーカスして月に12回船に乗っています。江戸川や東京湾内の河口から船に乗って風の塔アクアラインを間近に通り過ぎたりベイブリッジを袂から眺めたりしながら狙う魚ごとに違うポイントに向かう景色を見るだけでも楽しいです。どっちも簡単には数釣らせてくれませんが釣りあげた物を食べる上でもボッチなので程ほどのお持ち帰りになるこの二つは自分には合っています。(アジやカサゴも好きですが数釣れてボリューミィなので偶に……)

 

で、結論補足

お店について

主な道具(竿、リール、仕掛け、餌)はチェーン店で買うと後々幸せ。

収納や小物関係は百均を釣り具コーナー以外含め活用できる。

釣り場近くの小さな個人店、生餌や釣り場の最新状況入手の為入ってみましょう!

(余程ボロいお店でなければ多分初心者でも大丈夫です)

 

釣り具のチェーン店は?

・上州屋

多分、日本一のチェーン店、全国に点在している。ただ最近、古く小さい店舗の劣化具合が酷い模様。(品揃えやスタッフのテンションという点で)シマノPBが推し。

Point

九州発祥のチェーン店、私のいる関東の国道16号沿線など海の近いところにも大きな店舗増殖中、お店に入ったことは無いのですが或るYoutuberさんによるとオリジナル餌のユニークさとコスパが良いらしい。ケーブルテレビJCOMの釣り番組のスポンサーです。

(私は通販で一度オリジナルブランドの竿を買いました。値段が激安。品質はまあまあ)

・キャスティング

上の二つに比べて店舗数は少ないが東北~九州まで展開。釣り具業界でシマノと双璧を成すダイワ系列のお店。PBも在るけどころころシリーズが変わっていて微妙。それより値段の割に評判のいい中堅NBプロマリンの取り扱いがダイワ製品の次に厚くネット通販に負けない値段で実物確認して買えるので重宝

。タックルベリー

釣り具業界のハードオフソフマップというかスポーツサイクルのサイクリーみたいな存在。中古を中心にメーカーやチェーン店のアウトレット(新古品)を取り扱うお店なので安いものの当たり外れが出やすいので入門者にはお勧めできない。

・中堅、地方密着チェーン

結構そういうのがあるらしくサーフジギングのメッカ静岡に行った際には『釣り具のイシグロ』という東海限定のチェーン店を愛用しています。NBPBの品揃えと値段が良く中古や竿の修理・改造請負や補修部品コーナーが手厚いのもいいです。

またYouTubeのスポンサー番組や地方のYoutuberさんの動画で知ったのは関西の『フィッシングマックス』、『釣り具のブンブン』というチェーン店さんが良さげです。

あと地味に各地に点在する『かめや』というチェーン店あるのですがひょっとして似た名前のゴルフ用品店の親戚デスかね

 

ダイソー

もはや、アウトドアグッズを購入する上で外せないので当然釣り具店としても外せないのが100均の中でもダントツのアイテム数を誇るダイソー

釣りYoutuberさんの再生数稼ぎの定番タグでもありますし、実際なんちゃって釣り具とバカにできない実績を示す動画も多数見ることが出来ます。百均と言いながら1000円と桁が一つ違いますが普通の釣り具店でそれ用のロッドを買うと最低2万以上は見積もられる大型の青物魚ブリを釣り上げてもビクともしないルアーロッド(竿)やあまりの人気にとあるルアーメーカーの代表が貶して大炎上したジグヘッドというカテゴリのルアーを筆頭に陸上からの釣りではもはや欠かせない存在になっています。

まあ、私がコミットしている船釣りではまだあまり使えるアイテムは無くハンドル付のケースなど日用品を流用するのに愛用しているお店です。

 

 

メーカー

シマノ

ほぼシェア独占の自転車で散々名前見ているのでお腹一杯ですが釣り具でもメジャー、性能は勿論いいですがデザインは男性的で少し脂っぽいです。所属する専属テスターというかプロが悉くオッサンだし竿やリールだけでなくウェアやアクセサリ含め良くも悪くも「釣り具」。

DAIWA(ダイワ)

大体の釣具屋でシマノと後述のAbuGarcia(アブガルシア)と並んで見かけるメジャーブランド。シマノに比べると全体的にシャープなデザインと性能・価格のバランスの取れた竿・リールと釣り以外のアウトドアでも使えるような洗練されたデザインと性能のアパレルが強い印象。所属する専属テスター(プロ)もシマノに比べてバラエティに富んで実際会ってもとっつきやすそうな人が多い感じ

AbuGarcia(アブガルシア)

淡水湖・河川のバス釣りのポイントにこのブランドステッカーを貼った車をよくみかけますが名前の通り海外からやってきた世界展開(ヨーロッパ)のメーカーらしいです。

私の行くお店だと廉価な製品が多く並んでいて先述の日本の2社に比べると性能より値段がウリのブランドに感じます。ちなみにバス以外の日本の船釣りにフォーカスした製品「KUROFUNEシリーズ」もさりげなくラインナップしています。

・中堅ブランド(OGKPROMARIN

OGKと聞いて自転車を嗜んでいた私は最初自転車ヘルメットやプラスチック製グッズを出しているあのOGKさんがやっているのかと勘違いしたのですが『大阪漁具』のイニシャルを取ったブランドのようです。PROMARINはこれも大阪の問屋さんのブランドでどちらも技術的・価格的にこなれた素材と設計で大手メーカーに比べて絶対的性能は劣るものの廉価で気軽に手を出せる竿が多く出している印象で初めて釣り具屋さんで買ったのがPROMARINでした。

 

とまあこんな感じでぼちぼちやっています。