月と太陽と星と水瓶と

飛鳥井誠一のお仕事や近況です。略歴はこちら> http://profile.hatena.ne.jp/A-sky/

小ネタ さいたま市の街中の……

11/10
 
今日は午後からのんびり自転車でさいたま市の南側へ
 
15年ほど前、住んでいたエリアへ。
玄関を開けると季節外れの暖かい空気に包まれていた。
のんびりと平日片道6.5㎞の通勤快速運用をしているシティサイクルで走り出す。
新大宮バイパスが有るとはいえ、未だ都心と埼玉県の背骨を貫き群馬県まで繋がる国道17号は日中の往来は活発。
そんな別名「中山道」、いや旧「中山道」との接点である六辻交差点を渡り、今では盲腸のようにうっすら残る細い道へ入る。
六辻とはよく言ったもので現在も先述の細い市道と旧中山道の県道そして国道17号の現道が交差する六つの分岐点となっている。
(交差点の信号は県道と国道の指示をする通常の四差路の扱い)
中山道はこの交差点の直前に江戸時代の新田沿いの道に端を発する市道と丁字の交差点を持っており、昔も交通の要衝であったものと考えられる。
 
さて、細い市道を選んだのは何か意図あってのことではなく車通りの少ない道でお目当てのもの以外にも何か無いかのんびり探索したかったからである。
市道は左に公園を見ながら丁字路に当たる。が、よく見ると細い路地が気持ちがいいほど一直線に伸びているのが見つかった。
 

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スコーンと真っ直ぐ
一般的な体形の大人がちょうど擦れ違えるくらいの幅でアパートや一軒家の圧迫面接を受け、おどおどと静かに進んでいくと南浦和駅に繋がるバス通りに出る。
ここで路地も終わっていたので左折し南浦和駅方面に向かう。お目当てはもうすぐである。
交差点を一つ越え、今では跡形もなくなってしまったさいたま地場のレンタルビデオチェーンの店舗跡を過ぎると左手に立派なホール、右手にはテニスコートの文教的な香りがわずかにする交差点が現れる。
 
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南浦和の文化ホール兼図書館の交差点
ここからさらに東側の文蔵(読み方は秘密)という地名のエリアに社会人になって一時住んでいたことがある。
メンタルやられたりフリーターになったりと苦労の始まりの地でもあるがそれでも今よりはマシだった気もする。
ちなみにそこから次は1年ほど山梨県某所でワイナリーの営業事務兼ショップ担当ランチ給仕ワイン製造だった。
今や彼の地でワインというと必ずと言っていいほど名前の出るところだけど親バカ社長に今でいうパワハラ食らって辞めたのが悔しい。
 
 
さて、この交差点はこの地を去ってからご無沙汰だったのが、最近ロードバイクに乗るようになってまた通るようになり、先日ある道路遺物を見つけた。
状態は良くないがこんな町中に残っていたのが驚き。

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結構、車も人も通る(近くにスーパーもある)
 
それは
 

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何故かポツンとあるのが不思議
 
中高速車の規制看板
放置されかなり色褪せている。その上の制限速度標識も同様である。バスが1時間に4往復以上し、それなりに幅も往来のある道にポツンとここだけ残っている。辺りも調べたけれどここだけである。
 
次に丘の縁に沿って南浦和駅前に向かう。途中には自転車店チェーンのセオサイクル埼玉一号店である南浦和店がある。(行きつけの自転車店主人談)
ここは昨年入居していたアパート兼店舗を建て替えて随分オサレに変わった。
 
駅前に出ると割と大きいロータリーそして交差点挟んで向かいに埼玉地場の百貨店チェーン「まるひろ」が建っている。
2階より上がほとんどテナントになってしまったけれど近隣住民のちょっとした贅沢スポットで在り続けている。
中のキーコーヒーショップで一服。妙に暖かい一日である(後で知ったが20度オーバーしていたらしい)
店に入る前に空が微妙に暗いところあったのだが……
 
一服して外に出ると
……
…………

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夕立な雲
 
 
暗いし大粒の雨がパラついていた。自転車のシートは水玉でおしゃれをしていた。
もう雨雲が抜けた後だったらしいがあまりの暖かさに通り雨があったらしい。
 
 
さて、ここから丘を登り谷を越え次なる小ネタスポットへ
 
それは
 
「バス停」

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奥に見えるは武蔵浦和駅前のタワーマンション
ただのバス停なら気にしない。
 
これを見よ
 

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運休と空白の嵐
 
 
1 週 間 に 1 本 ! !
 
 
 
 
この秘境ダイヤ!
 
これがあるのは人口急増中のさいたま市南区の主要駅である南浦和武蔵浦和を結ぶ県道です。
車バンバン通ってます。
南浦和駅武蔵浦和駅もバンバンバスが発着してます。
ここだけこれ!
 
 

で、時間もいい感じで11月らしくもう日が暮れたので探索終了

 

翌日の街道歩き「小仏峠」編に備えたのだった。